アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎とは?
アトピー性皮膚炎とは、もともとアレルギーを起こしやすい体質の人や、皮膚のバリア機能が弱い人に多く見られ、かゆみのある湿疹を繰り返す病気です。ご家族にアトピー性皮膚炎や喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎、食物アレルギーなどの人がいる場合、その体質を受け継いで、アレルギーを起こしやすくなることがあります。また、アトピー性皮膚炎では、皮膚のバリア機能が弱まっているため、外からの異物が容易に皮膚の中まで入りこみやすく、ダニ、カビ、ほこり(ハウスダスト)、化学物質(石鹸、化粧品、金属、消毒薬など)、汗、皮膚の汚れ、紫外線などにより、容易に炎症が起きてしまいます。
治療法
できるだけ早くしっかりと炎症を抑えることがポイントなります。
- 皮膚への刺激を減らすこと。
- アレルギー反応を生じさせる原因物質から回避すること。
- 保湿剤にてうるおいを保つスキンケアをすること。
- 炎症を抑えるステロイドや免疫抑制薬の外用すること。
アトピー性皮膚炎の治療薬といえばステロイドと思っている方は多いかと思いますが、ステロイド以外に免疫抑制薬の外用薬という治療薬があり、治療の選択肢が広がっています。
血液検査によるアレルギー検査(39項目)も行っています。