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金属アレルギー検査(パッチテスト)

 

金属アレルギー

指輪、ネックレス、ピアス、イヤリングなどのアクセサリーや時計で、皮膚がかぶれることがあります。また、歯科金属など体内の金属が微量なら溶解したり、食物に含まれている微量な金属の摂取にて、金属が接していない部位に、痒みを起こす全身型の金属アレルギーも報告されています。金属アレルギーになりやすい素材として有名なのは「ニッケルコバルトパラジウムクロムすず水銀」で、これらは歯科金属として多く使用されています。食物に含まれる金属性アレルゲンは下記に記します。金属アレルギーの検査として、現在のところ、最も信頼性が高い検査はパッチテストです。その他に血液検査もありますが、これは正常人でも陽性になることが多いため、診断に有用とはいえません。

 

 

 

 

パッチテストとは?

原因と考えられる物質(かぶれるもの)を貼付して、皮膚の反応を調べる検査です。アレルギーには1~4型があります。そのうち皮膚に関与するアレルギーは主に1型と4型です。1型は即時型アレルギー、4型は遅延型アレルギーと呼ばれます。簡単に言うと、じんま疹は1型アレルギー、接触皮膚炎(かぶれ)は4型アレルギー、アトピー性皮膚炎は1型+4型アレルギーと考えられています。 このうち4型アレルギーの診断に必要な検査がパッチテストです。

 

パッチテストの方法

・背中の正常な皮膚に、金属の試薬を付けた試験紙付きのフィルム(パッチテスター)を貼ります。このまま48時間は貼り付けたままにします。 2日目(48時間後)に再診してもらい、パッチテスターを剥がします。テスターの刺激反応が消えるまで30分待ち、結果を判定します。判定は2日目(48時間後),3日目(72時間後)と7日後に判定を行います。判定は反応の強さに応じて5段階で行います。

・当院は、水曜日を休診日している関係上、必然的に検査開始時は、火曜日のみとしております。ただし、その週の木曜日(検査2日目),金曜日(検査3日目)が祝日の際は、その火曜日は検査できません。1週間後の火曜日に関しては、少し日時をずらすことは可能です。その為、検査を希望される際は、事前に電話して頂き、相談して頂けることを勧めております。

 

 

パッチテスト期間中の注意事項

・テスターが貼付されている間は、検査部位を濡らさないようにしてください。濡らしてしまうと検査する物質(試薬)が流れてしまい、判定できなくなります。テスターを除去した後は濡らしても大丈夫ですが、検査部位をこすらないようにしてください。また、検査した部位がわかるように、毎日、油性ペンで印を上からなぞって、上書きして、書いて頂きます。背中にパッチテストを貼ることが多く、自分で背中に正確に書くことは困難ですので、出来ることならば、ご家族の方などに書いてもらうことをお勧めしております。一人暮らしの方などは、自分で書けるように左腕の上腕(にのうで)にパッチテストを行いますが、結果の精度に違いはありませんので、ご安心ください。

・抗ヒスタミン剤やステロイド剤を内服中は、パッチテストの正確な判定が出来なくなってしまうので、内服している方は申し出てください。そのため、可能なら検査の3日前~終了までは内服を中止する必要があります。ステロイド剤の外用は検査部位以外であれば問題ありません。

・検査2日目で、特定の金属の陽性反応が強く出過ぎてしまうと、隣りの他の金属の検査部位にまで炎症が広がってしまい、正確な検査が出来なくなってしまうことがあります。陽性反応が過度に強く出た場合は、その部位のみステロイド剤の含まれる貼り薬を貼り、その金属の検査を中止と致します。加えて、過度な炎症反応により、強い炎症後色素沈着を引き起こし、褐色調のしみを生じてしまうことがあるので、ステロイド剤の含まれる貼り薬を貼り、それを防ぎます。その為、2日後の検査日は非常に大切ですので、必ず、受診してください。

 

金属アレルギーでお困りの方は、当クリニックにご相談ください。

心よりお待ちしております。

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