神奈川県大和市大和東1丁目4-20 大和蒲谷ビル2階 大和駅から徒歩1分 [地図へ]

休診日 水曜日、土曜日午後、日曜日、祝日 [診療時間]

大和駅前いなば皮膚科旧:大和駅前皮フ科スキンクリニック

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金属アレルギー検査(パッチテスト)

検査可能日(重要!)

金属アレルギー検査は、開始日,2日後,3日後,1週間後の合計4回の受診が必要です。血液検査の様に、1回の受診で終わるものではありません。当院の休診日の関係から、必然的に、検査開始日は火曜日のみとなります。火曜日以外の曜日に、受診されても、検査は出来ませんので、ご留意の程、よろしくお願い致します。また、午前は11:00までに、午後は17:00までにご来院し、受付に金属アレルギー検査(パッチテスト)を希望の旨をお伝えください。祝日や臨時休診などにより、火曜日であっても検査を開始できないこともありますので、事前にお問い合わせて頂けると、助かります。お手数ですがよろしくお願い致します。

検査の3日前までに、抗ヒスタミン薬を中止してください(重要!)

・抗ヒスタミン剤とステロイド剤を内服していると、正確にパッチテストの判定が出来なくなってしまう恐れがあります。パッチテストを行う3日前までには、抗ヒスタミン剤とステロイド剤の内服を中止してください。ステロイド剤の外用は検査部位以外であれば問題ありません。

当院で行っている金属アレルギー検査の種類(15種類)

・塩化アルミニウム2%
・塩化コバルト2%
・塩化第2スズ1%
・塩化第2鉄2%
・塩化白金酸0.5%
・塩化パラジウム1%
・塩化マンガン2%
・三塩化インジウム1%
・四塩化イリジウム1%
・臭化銀2%
・重クロム酸カリウム0.5%
・硫酸ニッケル5%
・塩化亜鉛2%
・塩化金酸0.2%
・硫酸銅1%

注意:チタンは、試薬が入手困難な為、行っておりません。

金属アレルギー

指輪、ネックレス、ピアス、イヤリングなどのアクセサリーや時計で、皮膚がかぶれることがあります。また、歯科金属など体内の金属が微量なら溶解したり、食物に含まれている微量な金属の摂取にて、金属が接していない部位に、痒みを起こす全身型の金属アレルギーも報告されています。金属アレルギーになりやすい素材として有名なのは「ニッケルコバルトパラジウムクロムすず水銀」で、これらは歯科金属として多く使用されています。食物に含まれる金属性アレルゲンは下記に記します。金属アレルギーの検査として、現在のところ、最も信頼性が高い検査はパッチテストです。その他に血液検査もありますが、これは正常人でも陽性になることが多いため、診断に有用とはいえません。

MPT-3

MPT-6

パッチテストとは?

原因と考えられる物質(かぶれるもの)を貼付して、皮膚の反応を調べる検査です。アレルギーには1~4型があります。そのうち皮膚に関与するアレルギーは主に1型と4型です。1型は即時型アレルギー、4型は遅延型アレルギーと呼ばれます。簡単に言うと、じんま疹は1型アレルギー、接触皮膚炎(かぶれ)は4型アレルギー、アトピー性皮膚炎は1型+4型アレルギーと考えられています。 このうち4型アレルギーの診断に必要な検査がパッチテストです。

パッチテストの方法

・背中の正常な皮膚に、金属の試薬を付けた試験紙付きのフィルム(パッチテスター)を貼ります。このまま48時間は貼り付けたままにします。 2日目(48時間後)に再診してもらい、パッチテスターを剥がします。テスターの刺激反応が消えるまで30分待ち、結果を判定します。判定は2日目(48時間後),3日目(72時間後)と7日後に判定を行います。判定は反応の強さに応じて5段階で行います。

・当院は、水曜日を休診日している関係上、必然的に検査開始時は、火曜日のみとしております。ただし、その週の木曜日(検査2日目),金曜日(検査3日目)が祝日の際は、その火曜日は検査できません。1週間後の火曜日に関しては、少し日時をずらすことは可能です。その為、検査を希望される際は、事前に電話して頂き、相談して頂けることを勧めております。

パッチテスト期間中の注意事項

・テスターが貼付されている間は、検査部位を濡らさないようにしてください。濡らしてしまうと検査する物質(試薬)が流れてしまい、判定できなくなります。テスターを除去した後は濡らしても大丈夫ですが、検査部位をこすらないようにしてください。また、検査した部位がわかるように、毎日、油性ペンで印を上からなぞって、上書きして、書いて頂きます。背中にパッチテストを貼ることが多く、自分で背中に正確に書くことは困難ですので、出来ることならば、ご家族の方などに書いてもらうことをお勧めしております。一人暮らしの方などは、自分で書けるように左腕の上腕(にのうで)にパッチテストを行いますが、結果の精度に違いはありませんので、ご安心ください。

・抗ヒスタミン剤やステロイド剤を内服中は、パッチテストの正確な判定が出来なくなってしまうので、内服している方は申し出てください。そのため、可能なら検査の3日前~終了までは内服を中止する必要があります。ステロイド剤の外用は検査部位以外であれば問題ありません。

・検査2日目で、特定の金属の陽性反応が強く出過ぎてしまうと、隣りの他の金属の検査部位にまで炎症が広がってしまい、正確な検査が出来なくなってしまうことがあります。陽性反応が過度に強く出た場合は、その部位のみステロイド剤の含まれる貼り薬を貼り、その金属の検査を中止と致します。加えて、過度な炎症反応により、強い炎症後色素沈着を引き起こし、褐色調のしみを生じてしまうことがあるので、ステロイド剤の含まれる貼り薬を貼り、それを防ぎます。その為、2日後の検査日は非常に大切ですので、必ず、受診してください。

MPT-2

金属アレルギーでお困りの方は、当クリニックにご相談ください。
心よりお待ちしております。
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